5月になりましたが、多肉植物の病害虫対策はもう済みましたか?
わたしは正直、去年まで「元気そうだからいいか」と後回しにしていました。 そのツケが回ってきて、梅雨明けに気づいたらカイガラムシだらけ…… という苦い経験があります。
今は毎年5月にオルトランDXとベニカXスプレーの 2本セットで対策することに決めています。 この2つを使い分けるようになってから、夏越しの成功率が格段に上がりました。
この記事では、多肉植物の病害虫対策に使う2つの薬剤の役割・使い方・時期をまとめています。 まだ対策していない方は、ぜひ参考にしてみてください。
なぜ5月が病害虫対策のベストタイミングなのか
多肉植物の病害虫は、気温が上がり始める4〜5月から一気に活発化します。
特にカイガラムシは、気づいたときにはすでに繁殖していた、ということが多い害虫です。 発見してから退治するのはかなり大変なので、予防が何より重要です。
また、6月に入ると梅雨の高温多湿でうどんこ病のリスクも急増します。 梅雨が来る前の5月のうちに対策を整えておくのが、もっとも効率的です。
春〜梅雨に多肉植物が狙われるトラブル3つ
カイガラムシ
葉の付け根に白い綿状のものがついていたり、株全体がべたつく感じがしたら カイガラムシのサインです。
成虫になると薬が効きにくいため、発生前に予防することが最大の対策です。 オルトランDXの浸透移行性(根から吸収して植物全体に薬が行き渡る仕組み)がとても有効です。
アブラムシ
新芽や花芽に小さな虫が群がっていたら、アブラムシです。 春は特に発生しやすく、放置すると株が弱ります。 こちらもオルトランDXを土に撒いておくだけで予防できます。
うどんこ病
葉の表面に白い粉をまぶしたような症状が出たら、うどんこ病です。 カビが原因で、梅雨の高温多湿な時期に急増します。
一度広がると厄介なので、発症初期にベニカXスプレーで対処するのが鉄則です。 梅雨時期の蒸れ対策については過去の記事もあわせてご覧ください。
オルトランDX|予防は土にパラパラ撒くだけ
オルトランDXは粒状の殺虫剤です。 土に撒くと根から吸収され、植物全体に浸透します。 虫が葉を食べた瞬間に薬剤が効くしくみで、 撒いておくだけで約1ヶ月予防効果が持続します。
撒くタイミングと量
- 時期:春(4〜5月)と秋(9〜10月)の年2回が目安
- 量:鉢の土の表面にまばらに薄く撒く(小鉢なら1〜2g程度)
- 撒いた後は水やりをして薬剤を土に染み込ませる
- 作業時はマスクと手袋を着用する
効果が出る害虫の種類
- カイガラムシ
- アブラムシ
- コナジラミ
- ネジラミ(根にいる害虫)
ベニカXスプレー|発症したら迷わずこれ
ベニカXスプレーは、殺虫と殺菌の両方に効く液体の薬剤です。 害虫への即効性と、うどんこ病などの病気への治療・予防効果を兼ね備えています。
オルトランDXが「予防の粒剤」なら、ベニカXスプレーは 「発症したときの治療薬」。 この2つを使い分けるのが基本的な考え方です。
うどんこ病への使い方
- 白い粉状の症状を見つけたら、まず患部をやさしく拭き取る
- その後、葉全体にスプレーを均一に吹きかける
- 症状が続く場合は1週間後に再散布する
散布時の注意点
- 気温が高い日中は避ける(薬害が出ることがある)
- 夕方〜夜の涼しい時間帯に散布するのがおすすめ
- 散布後すぐに雨に当てない(効果が薄れる)
- 同じ薬剤を使い続けず、ローテーションを心がける
2つをセットで使う理由
オルトランDXとベニカXスプレーは、それぞれ得意な領域が違います。
| 製品 | タイプ | 得意なこと |
|---|---|---|
| オルトランDX | 粒剤(予防) | 害虫の発生を根本から抑える |
| ベニカXスプレー | 液体(予防+治療) | 発症した病気・害虫をすぐに対処 |
オルトランDXだけでは病気(うどんこ病など)には対応できません。 ベニカXスプレーだけでは長期の予防が難しいです。
2本を組み合わせることで、予防から治療まで一気にカバーできます。 どちらもホームセンターやAmazon・楽天で手軽に入手できるので、 多肉植物を育てる方には常備しておくことをおすすめします。
まとめ|梅雨前に一度見直してみて
多肉植物の病害虫対策は、トラブルが起きてから動くと大変です。 5月のうちに予防の一手を打っておくだけで、夏の管理がずっとラクになります。
- オルトランDX:春と秋に土に撒くだけで約1ヶ月予防できる粒剤
- ベニカXスプレー:病気・害虫の症状が出たらすぐ散布できる治療薬
夏の管理についてはこちらの記事もあわせてどうぞ。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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