ぷっくりとした葉が花びらのように重なるエケベリア。多肉植物の中でも特に人気が高く、私自身いちばん夢中になっているグループです。
ただ、いざ育てようとすると「種類が多すぎて、どれを選べばいいの?」と迷ってしまう方が多いと思います。正直、私も最初はそうでした。
この記事では、私が実際にベランダで育てているお気に入りの5品種を、魅力だけでなく「育てるときに気をつけたいこと」まで正直にご紹介します。品種選びの参考になればうれしいです。
エケベリアが多肉植物の中でも人気な理由
エケベリアは、葉がロゼット状(バラの花のような放射状)に広がる多肉植物です。中南米の高地が原産で、乾燥に強く、比較的育てやすいのが特徴です。
人気の理由は、なんといってもその姿の美しさ。品種ごとに葉の色や形がまるで違い、季節によって紅葉する姿も楽しめます。集め出すと止まらなくなる、そんな魅力があります。
とはいえ、品種によって「育てやすさ」には差があります。次の章で、私が品種を選ぶときに見ているポイントをお伝えします。
品種を選ぶときに私が見ている3つのこと
1. 葉に粉や産毛があるか
葉の表面に白い粉(ファリナと呼びます)や産毛があるタイプは、見た目がとても上品です。ただ、その粉や産毛は一度取れると元に戻りません。触りすぎや雨に弱いので、少しだけ気を遣います。
2. 大きく育つ品種か、コンパクトな品種か
エケベリアには、手のひらほどに育つ大型種もあります。置き場所が限られるベランダ栽培では、最終的にどのくらいの大きさになるかも大切な判断材料です。
3. 紅葉するかどうか
秋から冬にかけて、葉先が赤やピンクに染まる品種があります。一年を通して表情が変わるので、紅葉する品種が一つあると育てる楽しみがぐっと増えます。
私のお気に入りエケベリア5品種|正直レビュー
それでは、私が実際に育てている5品種をご紹介します。まずは一覧で特徴をまとめました。
| 品種名 | サイズ | 育てやすさ | 特徴 |
|---|---|---|---|
| ラウリンゼ | 中型 | ◎ | 青白くぷっくり。丈夫で初心者向き |
| ハムシー | 小〜中型 | ○ | 産毛のある細い葉。低木状に育つ |
| カンテ | 大型 | △ | 白い粉が美しい“女王”。やや上級 |
| ジャイアントブルー | 大型 | ○ | 波打つフリル状の葉が迫力 |
| レズリー | 中型 | ○ | 秋の紅葉がとてもきれい |
ラウリンゼ|一番好きな、ぷっくり青白い美人
正直に言うと、私がいちばん好きなエケベリアです。青白くうっすら粉をまとった葉が、ぷっくりと丸く重なる姿に一目惚れしました。
丈夫で育てやすく、初心者の方が最初の一株に選ぶのにもおすすめです。葉が肉厚なので、水やりを少し忘れてもへこたれません。粉が取れやすいので、植え替えのときは葉をつままないようにだけ気をつけています。

ハムシー|今年お迎えした、産毛がかわいい変わり種
今年わが家に仲間入りした品種です。細長い葉に産毛が生えていて、葉先がほんのり赤く色づきます。よくあるロゼット型とは少し違う、低木のように育つ姿が新鮮でした。
少し徒長しやすい(間延びしやすい)ので、日当たりのよい場所に置いています。他のエケベリアより水を好む印象がありますが、基本の管理で元気に育っています。

カンテ|“エケベリアの女王”と呼ばれる大型種
“エケベリアの女王”とも呼ばれる、憧れの品種です。青白い大きな葉に白い粉をまとった姿は、本当に気品があります。わが家でもひときわ存在感を放っています。
ただ、正直に言うと初心者にいちばん優しい品種ではありません。大型で場所を取りますし、自慢の白い粉は雨や手の跡で取れてしまいます。私は軒下で雨を避け、なるべく触らないように育てています。1株育てることに慣れてから、2株目以降にお迎えするのがおすすめです。

ジャイアントブルー|フリルが波打つ大型ハイブリッド
その名のとおり大きく育つ品種で、葉のふちがフリルのように波打つのが特徴です。青みがかった葉が紅葉するとピンクがかり、迫力と可愛らしさを併せ持っています。
大型ですが性質は丈夫で、思ったより育てやすい品種です。成長すると鉢が手狭になるので、ゆとりのある鉢に植えてあげると元気に育ちます。

レズリー|秋の紅葉が本当にきれいな品種
紅葉のきれいさで選ぶなら、私はこのレズリーをおすすめします。やや細めの葉が、秋から冬にかけて鮮やかな赤に染まっていきます。その変化を見るのが毎年の楽しみです。
紅葉をきれいに出すコツは、しっかり日に当てて、夜との寒暖差をつけること。基本の管理ができていれば難しくありません。一年を通して表情が変わる、育てがいのある品種です。


紅葉の写真がありませんでした。
伸びちゃってますが、秋は綺麗なんですよ!
どこで買える?多肉狩りの実体験から
エケベリアは、園芸店やホームセンターのほか、多肉植物の専門店やイベントでも手に入ります。定番品種ならホームセンターでも見つかりますが、カンテのような少し珍しい品種は専門店やネット通販が探しやすいです。
私は実際に株を見て選びたいので、近くの多肉狩りに出かけることが多いです。ただ、お目当ての品種を確実に手に入れたいときは、ネット通販も便利に使っています。
お迎えしたらまずやること|土・置き場所・水やり
新しい株をお迎えしたら、まずは環境に慣れさせてあげます。私が必ずやっているのは次の3つです。
- 土の確認:水はけのよい多肉植物用の土に植え替える
- 置き場所:いきなり強い直射日光に当てず、明るい日陰で数日慣らす
- 水やり:植え替え直後は水を控えめにし、数日後から開始する
特に土選びは、根腐れを防ぐうえでとても大切です。私が実際に使い比べた土については、こちらの記事で詳しくまとめています。
まとめ|まずは一目惚れした1株から
今回は、私が育てているお気に入りのエケベリア5品種をご紹介しました。
- ラウリンゼ:丈夫で青白い、最初の1株におすすめ
- ハムシー:産毛がかわいい、少し変わった姿
- カンテ:気品ある女王。慣れてからのお迎えが安心
- ジャイアントブルー:フリルが波打つ大型種
- レズリー:秋の紅葉がとびきりきれい
品種選びに正解はありません。まずは一目惚れした1株から育ててみるのが、エケベリアを好きになる近道だと思います。あなたのお気に入りの一株が見つかりますように。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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