友人3人と、車を使わずに巡った青森2泊3日。移動はバスと新幹線。時間に縛りがあり、自由度がかなり制限されてしまいましたが、食べることはあきらめませんでした。
この記事では、旅の間に実際に食べたご当地グルメを、正直な感想と一緒に紹介します。計画どおりにいかなかった食事もありましたが、そのぶん記憶に残る一皿に出会えました。旅の行程と乗り継ぎは、こちらの計画編にまとめています。
十和田湖・休屋のランチ|湖を見ながらの鮎の塩焼き
十和田湖の名物といえば、ひめます。もともと魚のいなかった湖に、明治時代、和井内貞行(わいないさだゆき)が長い苦労の末に養殖を成功させた、歴史のある魚です。湖畔の休屋(やすみや)には、そのひめます料理を出す食堂が並んでいます。
……なのですが、正直に白状します。この日の朝食ビュッフェで食べ過ぎてしまい、お昼はほとんど入りませんでした。そこで湖を眺めながら、鮎の塩焼きを一本だけ。串にささった熱々の鮎を、湖風にあたりながらかじる。これはこれで、十和田湖でしか味わえない贅沢な一本でした。


青森駅「お食事処おさない」|行列の地元名店で帆立を
青森のお昼といえば、青森魚菜センターの「のっけ丼」が定番。市場でチケットを買い、好きな海鮮を少しずつのせて自分だけの丼を作る——旅行前は、そのつもりでいました。
ところが最終日は、朝から大雨。荷物を抱えて市場まで歩くのは厳しく、急きょ青森駅の近くでお店を探すことにしました。そこで運よく入れたのが、地元で人気の「お食事処おさない」です。20分ほど並びましたが、待つ価値のある一軒でした。
おさないの名物は、ほたて。青森は陸奥湾のほたての名産地で、なかでも「ほたて貝焼き味噌(かいやきみそ)」は郷土料理として知られています。ぷりっとした帆立を口に入れると、これを目当てに並ぶ人が多いのも納得の味でした。




市場ののっけ丼を食べられなかったのは少し心残りでしたが、実は宿の食事で「のっけ丼っぽい体験」は十分にできていました(これは後ほど)。青森駅では市場の丼にこだわらず、地元の名店を狙うのも十分アリだと思います。
ひとつ注意点を。ランチ営業は14時までなのですが、私たちが伺った日は13時20分ごろには入店の受け付けが終了していました。行列の最後尾には「ここまで」と書かれた札を持った方が並んでいて、そこで締め切り。人気店なので、お昼に行くなら早めの時間をおすすめします。
お食事処おさない|店舗情報


| 店名 | お食事処 おさない |
|---|---|
| 住所 | 青森県青森市新町1-1-17 1F |
| 電話 | 017-722-6834 |
| アクセス | JR青森駅から徒歩約2分 |
| 名物 | ほたて貝焼きみそ など |
※営業時間・定休日・価格は変わることがあります。お出かけ前に、公式情報や食べログなどで最新をご確認ください。
A-FACTORY|青森駅で焼きたてアップルパイ
青森駅のすぐ隣にあるA-FACTORYは、青森りんごのシードル工房を併設したマルシェ。青森土産はだいたいここでそろうので、お土産探しにも便利な場所です。
本当は帰りの新幹線で駅弁を…と思っていたのですが、おさないでおなかがいっぱいになり、方針を変更。かわりに、A-FACTORYで焼きたてのアップルパイを買って、新幹線の車内でいただきました。さくさくの生地と、青森りんごのやさしい甘さ。旅の締めくくりにぴったりのおやつでした。
A-FACTORYの店内は混みあっていて、買うのに精一杯で写真は撮りそびれてしまいました。ただ、帰りに立ち寄った新青森駅にも、こうしてアップルパイがずらりと並んでいます。青森はまさに、りんごの街でした。


宿ごはんも「青森の海」だった|セルフのっけ丼と地の刺身
市場ののっけ丼は食べそびれましたが、実は宿の食事で、近い体験ができていました。1泊目のホテル城ヶ倉の朝食はビュッフェ形式で、ごはんに好きな海鮮をのせる「セルフのっけ丼」が楽しめます。つい取りすぎてしまい、これが十和田湖でお昼が入らなかった原因でもありました。
2泊目の奥入瀬渓流ホテルの夕食にも、地の魚のお刺身が並びました。市場まで行かなくても、青森の海の幸は宿でしっかり味わえる——これは車なし旅にはうれしい発見でした。宿ごはんの全体は、現地レポート編でも触れています。




計画どおりに食べられなくても、その日いちばんの一皿に出会えれば大成功。
おさないの帆立、また食べに行きたいです。
まとめ|車なし旅でも、青森の食は大満足
車を使わない旅でも、青森のご当地グルメはしっかり楽しめました。今回食べたなかで、とくに印象に残ったのは次の3つです。
- 行列に並んで入った「おさない」の帆立料理
- 十和田湖を眺めながらの鮎の塩焼き
- 新幹線で食べた焼きたてアップルパイ
計画では十和田湖のひめますや、市場ののっけ丼を予定していました。そのとおりにはいきませんでしたが、その場でいちばんおいしいものを選んだ結果、忘れられない食の記憶になりました。旅は、計画どおりにいかないところも含めて楽しむものだと、あらためて思います。
行程・乗り継ぎ・費用の詳細は計画編に、旅の道中や宿のようすは現地レポート編にまとめています。あわせて読んでみてください。


最後までお読みいただきありがとうございました。
ごまもちブログ 