多肉植物を育てていると、毎年必ずやってくる難関があります。そう、「夏越し」です。
ベランダで多肉植物を育てているごまもちです。正直に告白すると、わたしも過去に大切な一株をお星様にしてしまいました。ロメオルビン。梅雨明けに確認したら、ぐったりしていました。そのまま復活しませんでした。
この記事では、その失敗も含めて「わが家のベランダで夏越しできた5品種」と「できなかった品種」を正直にお伝えします。同じように夏越しを乗り越えたい方の参考になれば嬉しいです。
多肉植物の夏越しが難しい理由
多肉植物が夏に枯れる原因は、大きく2つあります。
① 蒸れ(根腐れ)
日本の梅雨〜夏は高温多湿です。多肉植物は蒸れに非常に弱く、土が湿ったまま高温にさらされると根腐れを起こします。特に梅雨の時期は、水やりのタイミングを少し間違えるだけで致命傷になることがあります。
② 葉焼け
夏の強い直射日光は、葉の温度を急激に上げます。遮光をしないと葉が焼け、最悪の場合そのまま株ごと溶けてしまうことも。特に南向きベランダでは要注意です。
梅雨の蒸れ対策については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
夏越しに成功した5品種
① 月兎耳(カランコエ属)
カランコエ属は夏型の多肉植物で、暑さに強い品種が多い属です。月兎耳はその中でも育てやすさで定評があります。葉を覆うふわふわした産毛が特徴的で、見た目もかわいい。
わが家では梅雨でも遮光ネットの下で普通に管理できました。水やりを控えめにするだけで、特別な対応は必要なし。夏型という性質のおかげだと思っています。
② ルビーティント(セダム属)
セダム属の「ルビーティント」は、多肉植物の中でも特に丈夫な品種のひとつです。寒さにも暑さにも比較的強く、正直なところ「ほぼ放置」で夏越しできました。
秋になると名前の通り美しいルビー色に紅葉します。丈夫で紅葉も楽しめる、コスパの高い一株です。初めて多肉植物を育てる方にも自信を持っておすすめできます。
札が無くなったら乙女心と区別がつくか自信がありません(笑)
③ ラウリンゼ(エケベリア属)
エケベリア属の中では「丈夫な品種」として知られているラウリンゼ。親品種のラウイは気難しいことで有名ですが、交配種のラウリンゼは夏越しが比較的容易と言われています。
わが家でも、遮光ネットと梅雨入り前からの断水気味の管理で無事に夏を乗り越えました。肉厚な葉が美しく、育てていて本当に愛着が湧く品種です。
④ 秋麗(グラプトセダム属)
グラプトセダム属の秋麗は、春秋型ながら蒸れに比較的強い品種です。夏は水を控えて半日陰で管理すれば、わが家のベランダでは問題なく越せました。
ぷっくりとした葉が秋にオレンジ色に色づく様子がとても美しく、育てていて季節の変化を感じさせてくれます。
⑤ ももりん(ミックスベリア/エケベリア系)
人気育種家「おらいさん」が作出したミックスベリアシリーズの中でも、特に人気の高い「ももりん」。肉厚な葉がピンクに染まるロゼットがとてもかわいく、わが家でも大切に育てています。
エケベリア系なので夏は要注意の品種ですが、遮光と断水管理でなんとか夏越しできています。「育てやすい」という評判通り、他のエケベリアより夏の管理がしやすい印象です。
正直に告白|ロメオルビンを蒸れで失った話
ここからは失敗談です。
ロメオルビンはエケベリア属の中でも特に人気の高い品種で、深みのある赤紫色の葉がとても美しい。ずっと大切に育てていた株でした。
ところが、梅雨明けに確認するとぐったりしていました。下葉からじわじわと溶けていくように枯れてしまい、そのまま復活しませんでした。原因は蒸れです。
後から調べると、ロメオルビンは特に蒸れに弱い品種とのこと。梅雨の時期に水やりを少し続けてしまったのが致命傷でした。今思えば、梅雨入り前から完全に断水すべきでした。
生き残った品種と消えた品種、何が違ったか
振り返ってみると、夏越しできた品種とできなかった品種の違いは大きく2つでした。
① もともとの属の性質
月兎耳(カランコエ属)やルビーティント(セダム属)は、もともと夏の暑さに強い属の品種です。一方、ロメオルビンはエケベリア属の中でも特に繊細な品種でした。品種を選ぶ段階で「夏に強いか」を意識することが大切だと気づきました。
② 梅雨前からの断水
蒸れさえ防げれば、エケベリア系でも夏越しできます。ラウリンゼやももりんが生き残れたのは、梅雨入り前から断水と遮光を徹底したからだと思っています。ロメオルビンを失ったのは、水やりを続けてしまったからでした。
まとめ:夏越しで意識した3つのポイント
- 梅雨入り前に断水を始める:梅雨入りを待たずに、5月末〜6月初旬から水やりを控えはじめるのが効果的でした。
- 遮光ネットで直射日光を避ける:特に南向きベランダでは必須です。
- 品種の性質を知って置き場所を工夫する:夏型か春秋型かで管理が変わります。蒸れに弱い品種は特に風通しのよい場所へ移しましょう。
夏越しは毎年緊張しますが、品種の性質を知って早めに対策すれば、乗り越えられる確率はぐっと上がります。今年の夏も、一緒に乗り越えましょう。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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