多肉植物の鉢は素焼きとプラどっち?プレステラ90派の本音

当ブログは広告を含みます

多肉植物を育てはじめると、必ず一度は迷うのが鉢選びです。「素焼き鉢がいい」と聞く一方で、お店やSNSではプラスチックの鉢もよく見かけます。結局どっちがいいの?と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、素焼き鉢とプラ鉢の違いを比較表で整理したうえで、わたしのベランダでの使い分けを本音でお話しします。先に言ってしまうと、うちの単品管理はほぼ「プレステラ90」です。

結論|単品管理はプレステラ90、寄せ植えはリメ鉢

最初に結論からお伝えします。わたしのベランダでは、鉢を次のように使い分けています。

  • 単品で育てる株 → プレステラ90(スリット入りのプラ鉢)
  • 見せる寄せ植え → 素焼き鉢を水性ペンキで塗ったリメ鉢

「素焼きかプラか」の二択で悩むより、役割で使い分けるほうが管理はぐっと楽になります。育てるための鉢と、見せるための鉢。この分け方に落ち着いてから、正直、夏の蒸れの失敗が減りました。

素焼き鉢とプラ鉢の違い|比較表で整理

まずは一般的な素焼き鉢とプラ鉢の違いを、表で整理します。

項目素焼き鉢プラ鉢
通気性・乾きやすさ◎ 鉢の表面からも水分が抜ける△ 鉢穴からしか抜けない
夏の蒸れにくさ◎ 気化熱で鉢内の温度も上がりにくい△ 乾きが遅く蒸れやすい
重さ△ 重い(安定感はある)◎ 軽くて移動が楽
価格△ 1個100円〜数百円◎ まとめ買いで1個数十円
割れにくさ△ 落とすと割れる◎ ほぼ割れない
見た目◎ 風合いがあり写真映えする△ 実用重視でシンプル
素焼き鉢とプラ鉢の一般的な違い(屋外・ベランダ管理の場合)

こうして並べると、乾きやすさの素焼き、扱いやすさのプラ、という関係が見えてきます。ただしプラ鉢の弱点である「乾きにくさ」は、スリット(側面の切れ込み)入りの鉢を選ぶことでかなり補えます。それが次にご紹介するプレステラ90です。

【実体験】単品管理はプレステラ90一択になった理由

プレステラ90は、園芸界では定番のスリット入りプラ鉢です。多肉植物やサボテンの棚でよく見かける、あの四角い鉢です。うちのベランダの単品管理は、ほぼこれに統一しています。

理由は大きく4つあります。

  • スリットのおかげで乾きが早い:底と側面の切れ込みから空気が通り、プラ鉢なのに蒸れにくい
  • 根張りが良くなる:スリットに届いた根が空気に触れて分岐し、根がぐるぐる巻きになりにくい
  • 四角い規格品で並べやすい:隙間なく整列でき、狭いベランダの棚でも数が置ける
  • 安くて数をそろえられる:まとめ買いなら1個あたり数十円。株が増えても気軽に足せる

とくにありがたいのが、規格がそろっていることです。水やりのタイミングが鉢ごとにバラつかないので、「この鉢だけ乾いていない」と迷うことが減りました。乾きやすい土と組み合わせれば、真夏の蒸れ対策としても十分です。

多肉植物の土おすすめ比較|3種使って選んだ基準

【実体験】素焼き鉢は水性ペンキでリメ鉢に|塗ると通気性は変わる?

一方の素焼き鉢は、うちでは「そのまま」では使っていません。水性ペンキで塗って、いわゆるリメ鉢(リメイク鉢)にして、寄せ植え専用にしています。

水性ペンキで塗ったリメ鉢の寄せ植え(下側のフチしか見えなくてゴメンなさい)

ここで正直にお伝えしたいことがあります。素焼き鉢の持ち味である通気性は、ペンキで塗るとある程度失われます。素焼きの表面には目に見えない無数の孔があり、そこから水分が抜けるのですが、塗膜がその孔をふさいでしまうからです。

つまり、塗ったリメ鉢は「見た目は素焼き、性質はプラ鉢寄り」。素焼きだから乾きやすいはず、と期待して使うと、水やりの感覚がずれてしまいます。わたしはそこを割り切って、リメ鉢は「見せる寄せ植えの器」と決めています。

ごまもち
ごまもち

塗ったリメ鉢は「見た目重視の鉢」と割り切るのがコツ。
乾きやすさはスリット鉢に任せています。

リメ鉢づくり自体は、水性ペンキと刷毛があれば半日でできる楽しい作業です。お気に入りの色に塗った鉢に寄せ植えを組むと、ベランダの一角が一気に華やぎます。この楽しさは素焼き鉢ならではだと思います。

ジャンクな雰囲気を出すならターナーのミリタリーペイントがおススメ!
青系の3色を重ね塗りするのがマイブームです♪

季節と役割で決める使い分け基準

ここまでの内容を、使い分けの基準としてまとめます。

  • 育てることが目的の株 → プレステラ90。乾きやすく、並べやすく、株が増えても対応できる
  • 見せることが目的の寄せ植え → リメ鉢。乾きにくい前提で、水やりは控えめに
  • 梅雨〜真夏 → どの鉢でも「乾きやすさ」を最優先。蒸れは夏の一番の敵

とくに真夏は、鉢選びと同じくらい置き場所と水やりが大切になります。葉焼けと夏の水やりについては、こちらの記事にまとめています。

多肉植物の葉焼け対策|真夏の直射日光と水やりのコツ タイトル 【実録】多肉植物の夏越し|ベランダで生き残った5品種と消えたロメオルビンの話

まとめ|迷ったらまずプレステラ90から

最後に、この記事の要点を整理します。

  • 素焼き鉢は乾きやすさ、プラ鉢は扱いやすさが持ち味
  • プラ鉢の弱点はスリット入りの「プレステラ90」でかなり補える
  • 素焼き鉢をペンキで塗ると、通気性は下がりプラ鉢寄りの性質になる
  • 「育てる株はプレステラ90、見せる寄せ植えはリメ鉢」の役割分担が管理しやすい

鉢選びに正解はひとつではありませんが、迷っている方には、まずプレステラ90からはじめることをおすすめします。安くて失敗が少なく、株が増えてもそのまま同じやり方で管理できます。お気に入りの鉢と一緒に、楽しい多肉ライフを送りましょう。

ごまもち
ごまもち

最後までお読みいただきありがとうございました。