【多肉植物】我が家の寒さに弱い品種と効果的な防寒対策

多肉植物の育て方

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冬の寒さは多肉植物にとって大敵です。
特に寒さに弱い種類は、適切な管理を行わないと枯れてしまう危険があります。

本記事では、我が家にある冬の寒さに弱い多肉植物と効果的な防寒対策を紹介します。
あなたの大切な多肉植物を守るためのヒントが満載です!

はじめに

多肉植物の冬管理の重要性

冬の管理で大切な2つのポイント

・霜に当てない

・凍らせない

寒さに弱い多肉植物を知ることの意義

多肉植物を育てていると、知らないうちに(?)増えてしまいます。

ごまもち
ごまもち

タニラ―あるある

かわいいとつい買っちゃいます

天気予報に一喜一憂する日々が始まりますが、冬場のマイナス気温で不安がピークに。

全部の多肉植物を室内避難できればいいですが、次第に数が多すぎて対応できなくなる可能性も。
寒さに弱い品種を知って、生存確率を増やしましょう。

天気予報の最低気温と自宅の最低気温。
意外と差があるので、温度計の設置もおススメです。

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我が家の寒さに弱い多肉植物 8種類

アロマティカス

寒さに弱い繊細な多肉植物の代表格。
アロマティカスは、シソ科プレクトランサス属の多肉質ハーブです。

10℃以下の冷温に非常に弱く、冬は室内管理が絶対条件となります。

アロマティカスは観葉植物として人気があり、多肉植物というよりハーブとして扱われています。

葉っぱに触れるとミントに似た爽やかな香りがします。

ごまもち
ごまもち

虫よけ効果は有名ですがハーブティーとしても。

ミントの代わりにデザートや飲み物に添えても良いそうです。

ビアホップ(新玉つづり)

ビアホップは、独特の形状と色彩が魅力的な多肉植物。
うまく育てるとメデゥーサの髪の毛のようになります。(我が家では全く育ちません)

冬季は10℃以下になると生育に悪影響を及ぼします。
室内の明るい場所で管理し、夜間の温度変化に注意が必要です。

水分は最小限に抑え、乾燥状態を維持することが重要です。

観葉植物/セダム:シンタマツヅリ 2号ポット

春萌

柔らかな緑色の葉が特徴的な多肉植物。冬季は12℃以下になると生育が停止し、0℃に近づくと肉厚の葉は凍傷のリスクが高まります。

室内の明るく温かい場所に移動し、適度な湿度を保つことが大切。寒さに弱いため、窓際の冷たい空気から遠ざけましょう。水やりは控えめにし、根の健康を維持することが重要です。

ピーチプリデ

0°C以上なら屋外でも管理可能ですが、軒下での管理が望ましいです。
水やりは控えめにし、寒波の予報がある時は特に注意が必要です。

大きめの植木鉢にまとめて植えて胴切りすると、その後、新しく脇目が出てきてブーケのような姿に。
肉厚の葉が黄色っぽく紅葉すると、まるで花束♪

ごまもち
ごまもち

マイブームで増殖中。
とても育てやすいお気に入りの品種です。

月の王子(黄麗)

独特の黄緑色の葉と繊細な姿が特徴的な多肉植物です。
10℃以下の低温に非常に弱く、冬季は室内の温かい場所で管理する必要があります。

肉厚で黄色い紅葉は、寄せ植えのアクセントにおススメです。
緑色の時には全然目立たないので、冬になって「誰?このかわいい多肉ちゃんは?」と驚きます(笑)

普及種でホームセンターでもよく見かけますが、たいてい緑色であまり目にとまらないかも。
寒くなってから激変しますので楽しみに育てて欲しい多肉植物です。

カランコエ系(兎さんシリーズ)

カランコエ系の兎さんシリーズは、「月兎耳」など、ウサギの耳に似た葉の形状が可愛らしい多肉植物。
モケモケの外見なのに、寒さにとても弱いです。

コチレドン系(熊さんシリーズ)

兎さん系と同じような外見で、熊の手のような多肉植物に「熊童子」があります。
こちらもモケモケ系なのに寒さに弱いのは、カランコエ系の兎さんシリーズと同じです。

リトルミッシー(クラッスラ)

クラッスラも冬が苦手な品種があります。
特に草っぽいブロウメアナやリトルミッシーなどは寒さに弱いです。

我が家では寄せ植えに入れているので個別管理が難しく、生き残っていたらラッキーといった感じです。

寒さも弱いですが、夏にも行方不明になる我が家では気難しい品種です。

多肉植物の生育型と冬の温度管理

多肉植物は生育型によって適温が異なります。春秋型は最低10°C以上、夏型は最低15°C以上、冬型は最低5°C以上が必要です。冬季はこれらの温度を下回らないよう注意が必要です。

生育型を把握し、適切な温度管理を行うことで、健康的な成長を促すことができます。

個人的には、水やりを控え、凍結しないよう管理すれば、特に寒さに弱い品種以外は冬越し可能かと。
我が家はベランダなのでほぼ軒下なので、冬よりも夏の管理の方が難しいです。

多肉植物の生育型による特性
  • 春秋型は最低10°C以上
  • 夏型は最低15°C以上
  • 冬型は最低5°C以上

効果的な防寒対策

室内への移動

可能なら、室内に避難させるのが安心です。

多肉植物の鉢数が少なければ、明るい窓際などに避難しましょう。
我が家は多すぎて全部の避難が難しいため、上記品種のみ避難です。

水やりの調整

室内で管理している場合で凍結の心配がなくても、水やりは控えたほうが良いです。
我が家では、調子に乗って水をあげていたら、春までの間に徒長してしまいました。

日光が届かない場所で管理する場合は注意しましょう。

徒長(とちょう)とは、植物の茎や枝が必要以上に間延びし、細く柔らかく異常に伸びてしまう状態を指します。

簡易温室の利用

室内への避難が難しい場合は、簡易温室という手段もあります。
置き場所があるなら検討の余地ありかと。

寒い時期が終わったら、そのまま棚としても利用可能なので夏は遮光シートをかけてあげると一年中使えそうですね。
我が家のベランダは狭いので、簡易温室は使用していません。

強風の時などは転倒にご注意ください。

プチプチ(エアクッション)の活用

我が家の寒さ対策は、こちらです。

寒さに弱い鉢や寄せ植えにプチプチをふんわりかぶせています。

背が低い多肉植物なら、育苗ケースや植木鉢をかぶせてしまうのも効果ありかと。
とりあえず、夜間の気温が0℃を下回る可能性がある場合のみの対応で、昼間は蒸れないように外してあげます。

ごまもち
ごまもち

覆う事が重要なので、プチプチがかさばるようなら不織布でもオッケーです。
多肉植物に直接触れないように、少し高さが出るように設置しましょう。

寒冷地での多肉植物管理

室内管理の重要性

寒冷地では、多肉植物の室内管理が不可欠です。

悪天候による日照不足と、日中でもマイナス気温という環境も多いはず。
秋から水を控え、室温が低い場所で水をあげずに休眠させて管理すると楽です。

数が少なければ、室内管理中は植物育成ライトの利用も有効ですね。

窓際配置の注意点

窓際は寒気が入りやすいので注意が必要です。
カーテンやブラインドを活用し、夜間の冷え込みから植物を守りましょう。

まとめ

冬の多肉植物管理のポイント

効果的な防寒対策が鍵!
季節の変化に合わせた管理で、一年中健康的な多肉植物を育てましょう。

多肉植物を霜に当てない

多肉植物を凍らせない

多肉植物の冬季管理は、生育型や品種に応じた温度管理と適切な防寒対策が重要です。

室内移動、水やり調整、簡易温室の利用など、きめ細かな対応で植物を守りましょう。
愛情を持って丁寧にケアすれば、冬も美しく健康的な多肉植物を楽しめます。

天気予報の最低気温と自宅の最低気温には差があります。

育成環境を把握するためにも、温度計の設置をおススメします。
予報との差に驚くこと間違いなし!

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ごまもち
ごまもち

多肉植物の世話はもっと簡単だと思ってましたが・・・

四季の変化やお世話を通して愛着がどんどん湧いていきます♪